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ID-150 よくあるご質問
Q:測定値がふらついて、自動安定判断しません。

A:
  1. センター部に気泡が当たっている
    プローブを30cm上下に振って、先端に気泡が付かないようにするか、気泡の当たらないところで測定してください。または、測定水をバケツ等に採集して、流速を与えながら測定してみてください。
  2. 流速を与えていない(流れが無い)
    DO測定には流速は必要ですので、プローブを30cm往復/秒、上下または左右に振って流速を与えてください。
  3. ワグニット先端の隔膜が破損している
    隔膜カートリッジと電解液を交換してください。
  4. プローブの3Pガイド部(ワグニットとプローブの間)に水滴がついている。
    取扱説明書の「プローブメンテナンス」を参照して、プローブを分解して水分を除去してください。


Q:DO値が高め・低めを表示する。/DO値が測定のたびに違う。

A:
  1. センサー部に気泡が当たっている。<DOが高めに出ている>
    プローブを30cm上下に振って、先端に気泡が付かないようにするため、気泡の当たらないところで測定してください。または、測定水をバケツ等に採集して、流速を与えながら測定してみてください。
  2. 流速を与えていない。(流れが無い)<DO値が低めに出ている>
    DO測定には流速が必要ですので、プローブを30cm往復/秒、上下または左右に振って流速を与えてください。
  3. DO計の保管場所と測定水に5℃以上の温度差がある。
    プローブを測定水に浸けて、温度を安定させてから使用してください。(保管場所35℃、測定水20℃の場合、温度安定に約15分かかります。校正場所の温度が測定水より高い場合は、温度が安定するまでは低めの値になります。)
  4. スパン校正を実施していない。
    十分に安定時間を取ってから、スパン校正を実施してください。(校正する場所とDO計の温度表示が10℃位の差がある場合で2~3時間。ワグニットが濡れている場合は、水分をふき取ってから行ってください。)
  5. ワグニット先端の隔膜が汚れている。
    隔膜を傷つけないように注意して、水で湿らしたティッシュ等で汚れをふき取り、再度スパン校正を実施してください。
  6. ワグニット先端の隔膜が破損している。
    隔膜カートリッジと電解液を交換してください。
  7. ワグニットをプローブから外した状態で、「0.00」以外を表示している。
    ゼロ点がずれているため、電源を入れた状態で、ワグニットをプローブから取り外し、CALキーを押して0リセットを実施してください。


Q:DO表示が「0」を示します。(センサーは大気中)

A:
  1. プローブのラバーキャップがしっかり締まっておらず、ワグニットがしっかりはまっていない。
    ラバーキャップをしっかり締めてください。ラバーキャップをしっかり締めることにより、ワグニットがしっかりはまります。
  2. ワグニット先端の隔膜に傷、破れがある。
    隔膜カートリッジと電解液を交換してください。
  3. ワグニット内部の電解液がない。
    隔膜カートリッジと電解液を交換してください。
  4. ワグニットを1年以上使用している。
    ワグニットの寿命ですので、新品と交換してください。
  5. ワグニットとプローブの間に水が入っている
    扱説明書の「プローブメンテナンス」を参照して、プローブを分解して水分を除去してください。
  6. プローブとケーブルの間に破損がある。または、ケーブルを触ると値がふらつく。
    ケーブルの断線等が考えられますので、修理対応となります。


Q:DO表示が点滅しています。

A:
  1. 測定中、0付近の数値が点滅している場合
    ゼロ点がずれているため、電源を入れた状態で、ワグニットをプローブから取り外し、CALキーを押して0リセットを実施してください。
  2. 測定中またはセンサー部が大気中で20以上の数値が点滅している場合
    測定範囲をオーバーしていますので、大気中でスパン校正を実施、または、測定範囲0~20mg/Lの範囲でご使用ください。

    上記以外で、ワグニットの隔膜が破損している場合は、隔膜カートリッジと電解液を交換してください。


Q:温度表示が異常な値です。

A:
  1. 実際とかけ離れた数値または、-9.9/99.9を示している場合
    ケーブルの断線、または本体の故障の可能性がありますので、修理対応となります。
  2. 温度計と少しずれている場合
    大気と測定水とで温度差が5℃以上ある場合は、5分以上測定水に浸けて安定を待ってください。それでもずれている場合は、修理対応となります。


Q:測定はプローブを20~30cm上下に振るとあるが、ビーカーで測定する場合、20~30cm上下にできないのですがどうしたらよいですか?

A:測定には流速が必要なため、プローブを持ってビーカー内で回して数値が安定するよう、流速を与えて測定してください。

Q:DO測定範囲の「0.00~0.99mg/L 1.0~20.0mg/L オートレンジ」とはどういうことですか?

A:DO値が1mg/L付近を境に、1mg/L未満は小数点2桁、1mg/L以上は小数点1桁に自動で切り替わるということです。測定値に関わらず常に分解能を0.1に固定する、といった分解能設定の変更はできません。

Q:測定温度範囲が水温:-5~50℃で、計器精度の水温:±0.2℃(0~35℃の場合)とのことですが、水温35~50℃の場合の計器精度はいくつになりますか?

A:50℃付近の温度で、最大±0.5℃のズレが出てきます。

Q:食酢のDO測定はできますか?

A:酢の成分によって隔膜やワグニットが影響されるということはなく、測定は可能です。ただし、あくまで絶対値ではなく目安となります。タンクの中の食酢を測定する際にはID-150の方が効率が良いですが、ワグニットに電解液が含まれており、万が一、隔膜が破れてしまった場合、電解液が出てきてしまい、食酢に混ざってしまう危険性があります。もしビーカーなどでサンプルしてから測定出来る場合は、有機溶媒対応型DOメーター(B-506)+ワグニット(WA-BRM5)での測定をお勧め致します。

Q:スパン校正時、カウントダウンすることなくいきなり「good」表示しました。異常ですか?

A:異常ではありません。ワグニット出力、温度安定時は、カウントダウンを待たずに「good」表示する場合があります。

Q:マイナス気温下で校正してもよいですか?(冬場は-10℃くらいになってしまいます。)
A:校正は、測定範囲内(0~35℃)の温度の環境下で実施してください。それ以外では精度保証できませんので校正値がずれる可能性があります。

Q:電池交換をした後は、スパン校正をしなければいけませんか?

A:乾電池を外すことにより校正値が初期化されるため、再度スパン校正をする必要があります。

Q:電源が入りません

A:考えられる要因について下記をご確認頂き、それぞれ処置を行ってください。
  1. 乾電池の寿命(電池交換をしていない)
    乾電池を新品に交換してください。単4形アルカリ乾電池×3本(連続使用約360時間)
  2. 乾電池の向きが間違っている
    乾電池の向きを確認して入れなおしてください。
  3. 乾電池が入っていない
    乾電池(単4形アルカリ乾電池×3本)を入れてください。
  4. ワグニットとプローブの間に水が入っている
    取扱説明書の「プローブメンテナンス」を参照して、プローブを分解して水分を除去してください。それでも直らない場合は、修理対応となります。

<一瞬電源が入るがすぐに表示が消えてしまう場合>
本体の基盤故障の可能性がありますので、修理対応となります。

Q:電源キーを押して電源を切ろうとしても画面表示が消えず、しばらくすると表示が消えてしまうことがあります。

A:上記の「Q:電源が入りません」に記載の確認事項以外に、その他の原因として、ワグニット側への水入りが考えられます。ワグニット側に水が入り、ワグニットのコネクター部分がショートしたことで、電圧降下によって電源が入らない症状が発生したと考えられます。この場合は修理対応となります。

Q:電源ONしてもすぐに電源が入りません。故障でしょうか?
A:POWERキーを押して電源を切ったあとすぐにもう一度押して電源を入れようとすると入りません。これは電源を切るときに時間を要しているためで、電源を切った後、何度も繰り返し押すのではなく、しばらく待っていただくことで電源がすんなり入り、画面が表示されます。

Q:ワグニット部のOリングは市販品でも使用可能ですか?
A:材質により硬度やすべり性が異なるため同じ品質は保証できなくなりますので、純正品をご購入いただくことをお勧めします。

Q:プローブとワグニットは水に浸けて保管する必要がありますか?(pH電極のように乾燥しないようにする必要があるか)
A:特に水に浸けて保管する必要はありません。使用後にプローブを水洗いして、水を切りそのまま大気中で保管してください。

Q:ケーブルが故障した場合はどうしたらよいですか?
A:本体とケーブルは一体型になっているためケーブルのみの交換はできません。ケーブルの断線などの場合、本体一式を送っていただいての修理対応となります。

ワグニットの隔膜カートリッジは半年に一度など、定期的に交換する必要がありますか?
A:定期的に交換する必要はありません。隔膜が破損した場合、校正時に「F.chn」「cErr」などのエラーメッセージが出た場合、安定判断しない場合などに交換してください。エラーメッセージについては、取扱説明書をご覧頂くか、下記のアラーメッセージについてをご参照下さい。

ワグニットを交換しようと新しいワグニットをプローブに差し込んだのですが、奥まで入りません。
A:ワグニットを取り付けた後、金属のラバーキャップを止まるまで締めることでワグニットが奥までセットされます。

ワグニットを新品に交換しても表示がゼロ。プローブのネジ部に亀裂があり、中から水が出てきます。プローブだけ一度見てもらうことはできますか?
A:プローブ内に水が入っていますので、修理対応となります。プローブは本体と一体のため、プローブのみの交換はできません。

ワグニットの隔膜カートリッジを交換した後、隔膜が張ってある部分が白く濁って見えますが、そのまま使用してもよいですか?
A:白く濁って見えたものは、ワグニット内部の鉛が酸化してできた析出物です。そのまま使用していただいて問題ありません。数値が安定しなかったり、校正が取れないようでしたらワグニットを交換する必要があります。ワグニット(WA-TX)の保証期間は購入後1年間ですので、保障期間内であればお問い合わせ下さい。

エラーメッセージについて
「LIFE」が表示される(電源ON時、校正時)
「LIFE」表示はワグニット(WA-TX)保証期限の残り日数のお知らせです。ワグニットの1年の保証期間を過ぎると「LIFE0」となります。保証期間を過ぎても継続して使用可能ですが、残りの日数をワグニット後注文の目安としてください。最終的に使用できなくなると「End」表示します。隔膜カートリッジを交換しても、「LIFE」表示に変動はありません。隔膜カートリッジの交換は膜破れを修繕するもので、ワグニット自体の寿命に関係ありません。

「S.chn」が表示される(電源ON時、校正時)
ワグニットの寿命が近づいている(ワグニットを1年以上使用している)ときに表示します。「End」表示が出るまでは使用できますが、ワグニットの出力が低下していますので、ワグニットを新品と交換してください。

「F.chn」が表示される(校正時)
スパン校正時、ワグニットの隔膜・電解液の寿命を知らせる表示です。下記についてご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。
  1. スパン校正時、ワグニット先端の隔膜に水滴がついている。
    隔膜を傷つけないように注意して、水滴をティッシュなどで拭き取り、再度スパン校正を実施してください。
  2. ワグニット先端の隔膜に傷、破れ、しわがある。
    隔膜カートリッジと電解液を交換してください。
  3. ワグニットとプローブの間に水が入っている
    取扱説明書の「プローブメンテナンス」を参照して、プローブを分解して水分を除去してください。
  4. ワグニット内部の電解液がない
    隔膜カートリッジと電解液を交換してください。


「END」が表示される(電源ON時、校正時)
ワグニットの寿命を知らせる表示です。ワグニットを1年以上使用している場合は、寿命ですので、新品と交換してください。「End」表示の場合は、ワグニット自体の寿命ですので、隔膜カートリッジを交換しても直りません。ワグニットの交換が必要です。

「Er.60」が表示される(電源ON/OFF時)
下記についてご確認頂き、それぞれ処置を行ってください。
  1. プローブのラバーキャップがしっかり締まっていない
    ラバーキャップをしっかり締めて、ワグニットがしっかりはまるようにしてください。
  2. 電源を切った状態でワグニットを取り外している
    CALキーを押して、エラーを解除してください。
  3. ワグニットが付いていない
    ワグニットを装着してください。

上記を行っても改善されない場合は、ケーブルの断線などが考えられますので、修理対応となります。

「HOLD」が表示される(電源ON時)
電源ON時に「HOLD」表示される場合は、液晶部品または基盤の故障の可能性がありますので、修理対応となります。