矢切薬品株式会社


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DPD法残留塩素計 DP-3F
残留塩素がDPDと反応して、桃~桃赤色に発色します。この色調変化を吸光光度法比色計で測定し、残留塩素濃度に変換してデジタル表示します。
残留塩素とは、塩素処理の結果、水中に残留した有効塩素であり、次亜塩素酸などの遊離残留塩素とクロラミンのような結合塩素に区分される。

水質測定器 電気式測定器 DPD法残留塩素計 DP-3F

特長
  1. 0~5mg/Lの遊離残留塩素、または全残留塩素の測定が可能
  2. 簡単な測定操作、2つのキー操作でOK
  3. 発色試薬は1種類だけ、粉末パック試薬標準
  4. マイコン内蔵で自己診断機能付き
  5. オートパワーオフ機能
  6. 生活防水構造で結露、腐食性ガス等に強い
  7. 小型、軽量で、誰でもどこでも正確測定OK


用途
食品工場、給食センター、病院などの塩素殺菌、消毒水など
プール、クーリングタワー、養殖、野菜などの塩素殺菌処理水など
水道水、地下水、河川水などの塩素殺菌消毒処理水
浄化槽、排水処理水の塩素殺菌処理水など
HACCP対応塩素殺菌処理水など

操作方法
  1. 試薬添加→検水計量:"ZERO"校正後、測定セルに試薬を入れ、検水を加え5mLにします。
  2. 振る:測定セルにキャップを被せて数秒間軽く振って試薬を溶解させます。※セル落下に注意
  3. 測定;測定部に測定セルをセットし、"MEAS"キーを押して測定


仕様
品 名 DPD法残留塩素計
型 式 DP-3F
測定原理 DPD試薬発色による吸光光度法
測定対象 遊離残留塩素(標準)
測定目的 塩素殺菌水測定
測定範囲 0.00~5.0mg/L
分解能 0~3mg/Lの間 0.01mg/L
3~5mg/Lの間 0.1mg/L
警報機能 5mg/L以上で表示点滅
自動電源断 測定値ホールド表示5秒後オートパワーオフ
発色試薬 粉末パック試薬 1種類
電 源 アルカリ乾電池(LR03×4)DC6V
重 量 約290g
標準付属品 計器本体、単4アルカリ乾電池(LR3×4)、測定セル(キャップ付き)2個、
携帯ケース:1ヶ、遊離残留塩素用試薬:100回分、スポイト5mL:1ヶ
標準外付属品 遊離残留塩素用試薬(DPD-F-1):100回分
全残留塩素用試薬(DPD-TL*1)


試薬種類
試薬種類 型 式 単 位
遊離残留塩素用 DPD粉末分包試薬 DPD-F-1 1袋(100回分)
遊離残留塩素用 DPD液体試薬 DPD-WA-18 1瓶(18mL)
遊離残留塩素用 DPD液体試薬 DPD-WA-50 1瓶(50mL)
全残留塩素用 DPD粉末分包試薬 DPD-TL-1 1袋(100回分)
ヨウ化カリウム 粉末茶瓶入り 25g
(DPD-F-1を使用して全残留塩素を測定する場合使用)
1瓶(約250回分)

※DPD液体試薬の有効期間は低温保存で約1ヶ月位が目安です。試薬は開封後はなるべく早く使い切ってください。液体試薬が桃紫色を呈してきたら試薬は寿命と判断します。
※DPD液体試薬を使用する場合、遊離塩素と結合塩素が共存している場合は、呈色の選択性がありませんので、全残留塩素近似値として測定されます。

残留塩素とは?
残留塩素とは塩素処理の結果、水中に残留している有効塩素をいいます。次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンなどの遊離型有効塩素を遊離残留塩素、モノクロラミン、ジクロラミンなどの結合型有効塩素を結合残留塩素といいます。結合型残留塩素の殺菌力は遊離残留塩素に比較すると弱いです。結合残留塩素は全残留塩素と遊離残留塩素の差から求められます。

残留塩素の測定方法
DPD法(DP-3F,DP-1Z):残留塩素がDPD試薬と反応すると桃~桃赤色に呈色します。この色調変化を標準比色列と肉眼での比色測定を行うか又は光学的な吸光光度計で測定します。DPD法ではアルミニウムイオン 4mg/L、銅イオン 2mg/L、鉄イオン 3mg/L、亜硝酸性窒素 1mg/Lまでは妨害を受けないとされています。DPD試薬は、MSDSの国連の定義上有害危険物には該当しません。遊離残留塩素は発色操作後、1分以内に測定してください。全残留塩素測定の場合は発色後、2分程度経過してから測定してください。

オルトトリジン法(OT-1Z)残留塩素がpH1.3以下でオルトトリジンを酸化して、淡黄色~黄褐色に呈色します。この色調変化を標準比色列と肉眼での比色測定を行うかまたは光学的な吸光光度計で測定します。オルトトリジンは、MSDSの国連の定義上有害危険物には該当しませんが、動物実験では発がん性があるとされています。なお、オルトトリジン法は、水道水質測定項目の検査方法で平成14年4月1日より削除されました。

電流(滴定)法:残留塩素がヨウ化カリウムと反応すると、ヨウ化カリウムは酸化してヨウ素を遊離します。この遊離したヨウ素を還元剤で滴定します。残留塩素が含まれた検水中に電流滴定器の電極部を浸すと、遊離したヨウ素などの酸化性物質が含まれている場合には直流電流が流れます。この検水に還元剤を入れていくと、徐々に電流値の降下が見られなくなった点がこの滴定の終点であり、この滴定に要した還元剤の量から残留塩素の濃度を計算することができます。

有効塩素とは
残留塩素t有効塩素は同義語で、ここでは高濃度全残留塩素を低濃度残留塩素と区別するために有効塩素と称します。高濃度残留塩素水は次亜塩素酸ナトリウムの希釈等で使用される例が多い。

有効塩素の測定方法
ヨウ素滴定法:有効塩素を含む検水を弱酸性にしてヨウ化カリウムを加え、ヨウ素を遊離させます。そのヨウ素をデンプンを指示薬として、還元剤であるチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し、その滴定量より、検水中の有効塩素濃度を求める測定法です。滴定器、試薬4種類、フラスコ等の器具が必要で、測定には熟練を要します。

コンパレーター型比色測定法(Cl2-1Z-H、RC-7Z):有効塩素を含む検水に粉末パック試薬を加えると有効塩素に比例した色調を呈します。この色調の変化をコンパレーター型目視比色計で測定します。

デジタル比色測定法(RC-3F):有効塩素を含む検水に粉末パック試薬を加えると有効塩素に比例した色調を呈します。この色調の変化を吸光光度法比色計で測定し、デジタル表示させます。

電気化学的測定法(サイクリックボルタンメトリー法):連続測定用に最も適した測定方法で0~300mg/Lまで安定して測定することができる各種残留塩素計を用意しています。(関連製品:RC-100A、RC-301V)
海水用の残留塩素モニター:RC-100L
浄化槽放流水用の全残留塩素モニター:RC-100Z、等々用意しております。